歯科の豆知識 vol.3 次の定期健診はいつ受けたらいいの? 2019年3月16日

歯科の豆知識 vol.3 次の定期健診は、いつ受けたらいいの?
2019.3.16

歯周病のお話の続きです。
定期健診の重要性についてはすでにお話ししました。みなさん、それはよくご存知なのですが、患者さんからよく聞かれるのが
「定期健診、次はいつ頃来たらいいですか?」ということです。
「何年も間を空けてしまうのが良くないというのは分かる。でも、何ヶ月に1度のペースで来ればいいですか?」と。

<定期健診はどのぐらいのペースで受けたらいいの?>
じつは、定期健診の受診の頻度(ひんど)は、その方のお口の中の状態によって異なります。

・歯周病が比較的進行している方の場合
歯周病が進行していて「うまく咬めない」、「咬むと痛い」、あるいは「よく歯ぐきが腫れる」という方の場合、クリーニングがひと通り終わったあとの次の定期健診は3〜4ヶ月後をおすすめします。この期間の設定にはれっきとした裏付けがあるんです。逆に、これ以上間隔を空けてしまうと、歯周病はどんどん進行し、取り返しのつかないことになりかねません。

なお、数年前から保険の制度が変わり、月1回ペースでのクリーニングが可能になりました。浮間アスール歯科でも、毎月通院していただいている患者さんが何人かおられます。
みなさん、クリーニング後は
「さっぱりした」
「1ヶ月空いただけでけっこう汚れるんだね」
と感想を述べておられます

毎月の通院が大変なら間を空けても構わない旨お伝えしても
「毎月通っている方が安心」
「また来月も来たい」
とおっしゃっています。

・歯周病が少し心配、でも、予防していけば大丈夫という方の場合
歯周病は、40代を過ぎると進行しやすくなります。
でも、その前から少しずつ始まっているのです。

ですから、浮間アスール歯科では、20代・30代の方でも、できれば4〜6ヶ月に一度のペースでの受診をおすすめしています。
それも常に同じ頻度(ひんど)ではなく、お口の中の状態を診て、ご希望を伺いながら次回の健診時期を決めています。

ということで、まとめます。

 

浮間アスール歯科では、健診時期を忘れないよう、ハガキをお送りしています。
このハガキが届いたら、電話で予約を入れてくださいね。

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